GIGAZINEでシルクスクリーンをするというので、サンプルを色々作ってみたが息子はちと太めで全然似合わない。
M寸で作ったのが間違いかなと後悔するが今更作り直す気にもなれないので、放置していた。


ところがモデルを頼んでみたら心安く引き受けてくれる人がいた。


身長は178センチで細身である。オートクチュールでガリガリのモデルを採用するのがわかる気がする。写真に撮ると実際より太めで且つ身長も低めに写る。


このカッターシャツなんかは、息子が高校生の時に着ていたものであるが、襟を切って立ち襟にしたものである。セピアとブラックでフリーハンドのマチエールを描き、その上にホワイトでGIGAZINEのロゴをシルクスクリーンですったものである。なかなかモダンでいい。やはりモデルがいいからか。モデルに感謝。


苦労して作ったかいがある。感激の涙。


初めてモデルをしたのでカチカチのなっているはずが写真写りがとてもいい。


ボディラングエッジというけれど、体もその人の感情を表現しているとつくづく思う。


何気ない手指の形がとても自然である。初めてではこうはならない。


自然なポーズをとれる人は、自分の体の空間把握がいいのだろう。


自分のとっているポーズを客観視できるのである。


芸大の頃はいろんなモデルのクロッキーを描いたが、モデル自身が色んなポーズをとるのであるが、フランスのモデルと日本のモデルとは比較にならない。フランスのモデルはプロ意識が高い。自分のポーズをきっと日頃から研究しているのであろう。体感が抜群である。そういう意味でも彼はモデルの素質がある。