毎日、作品作りをしているが、そう簡単には出来上がらない。製作時はいいと思っても出来上がって2,3日も経てばやり直しとなるので遅々として進まない。それでも、休み休みでも続けている。続けている限りは積み重なっている。
雪の作品をライフワークで20年来作り続けている。この雪の作品はカラーのバックをパソコンで制作している。


この原画は20年ぐらい前にコピー機とハサミとのりで作ったものである。この頃使っていたキャノンのコピー機は昨年の地震で壊れてしまった。いくら近いとはいってもコンビニのコピー機と自宅を往復するのは疲れる。今年の夏にシャープの中古コピー機を買った。中古とはいえ、PCと連動しているので非常に便利である。


この原画も切り貼りした代物である。モノトーンの画像に彩色をすると立体感が出てくる。


この画像をカラーでプリントアウトしてこの上に箔を転写して作品を作る予定である。頭の中ではとても美しいが、実際に出来てみるとほとんどはがっくりしてしまうことが多い。その繰り返しのなかで、キラッと輝くものが一つぐらいは生まれる。その時の感激は何者にも代えがたい。


雪の幾何学的な形は見飽きることがない。雪の写真集に載っているような結晶を見たことない。

まだまだ時間はあると思っていたが気がつけばいつの間にか残り少なくなってきている。光陰矢の如しというのは若い頃の話、50歳を過ぎると時は瞬間移動しているような感じで、瞬きする間に一年が過ぎていく。

今年は雪が積もるだろうかと思いつつ毎日雪の作品を作っている。来年には電子書籍にしておきたいものだと計画している。