トルコ産のひまわり油を使ってみて。
トルコ産のひまわり油お1ヶ月ぐらい使ってみた感想を書いておく。
3リットルもはいっているのでちょっと買うときは迷ったが、1ヶ月であっという間に殆ど使ってしまった。
紅花油というのはよく見かけるがひまわり油というのは日本ではあまり見かけない。
NETで調べると非常に軽い油で使いやすいと書かれてあったが、本当に嫌な匂いはまったくないし味見もないに等しい。要するに無味無臭の油である。炒め物に使っても素材の味を全く損なうことがない。
一番良かったのは天ぷらに使ったときである。ひまわり油で天ぷらを揚げると軽くてサラッとしていて美味しいのである。これほど素材の味をそのままにしてくれる油は他にないと思う。
近頃では品種改良も進み、オレイン酸含有率の高い油が生産されるようになった。日本ではココアバタの代替脂、マヨネーズ、サラダドレッシング、マーガリンなどの原料として使われている。
大きなペットボトルから小分けにしておいておくといつの間にか無くなっていた。全く期待せずに買ったのであるが、これからは手放せない油になりそうである。その上値段も手頃で1リットルあたり200円である。
昔、ソフィア・ローレン主演の映画で、広大なひまわり畑が出てくる場面が印象的だった。その頃何も知らない私はひまわりの花を植えているのだと単純に思っていたが、あれは油を採るためだったのだと、今回ひまわり油について調べて分った次第である。それでもサンフラワーの花は名画の思い出とともになにか切ない思いが今も消えない。