新型コロナの第2波に備えて今やらなければならないことは、換気扇をつけること。


映画館は、以前火事で多くの犠牲者を出した経験から換気の設備が良い。それ故、今回の新型コロナ感染のクラスターを出していない。

新型コロナに関する世界の研究機関の結論は、ウイルス感染はその濃さによるということである。要するに換気の悪いところではウイルスは濃くなるのである。換気の悪い病院で新型コロナの感染患者が溢れると空気中のウイルスの濃さは高くなり、医療関係者の感染リスクは増える。

換気は、外気を取り込む換気口と室内の空気を排出する換気扇が必要である。それも効果的に換気するためには部屋の対角線上に換気口を付けるのが望ましい。室内の空気の流れを作るためには、吸入口は小さく排出口は換気扇をつけて強力に空気を排出すると空気の流れはスムーズに行く。大きな窓を一つ開けておいても空気の流れはうまく行かない。空気が効率よく流れているかどうかはドライアイスに水をかけて試してみれば良い。


飲食店や店舗に客を安心させて呼ぶには効果的な換気をする必要がある。マスクをしてアルコール消毒するより先に換気を良くしなければならない。


窓側から空気を取り込めば、必ず対角線上に空気を排出する換気扇を付ける必要がある。
空気の取り込み口と排出する換気扇は絶対必要である。


スーパーマーケットなんかも冷房より換気にもっと神経を使うべきである。窓がいっぱいあるスーパーがその窓を締め切って営業しているのをみると、利益第一主義の体質が丸見えである。レジのところには店員と客の間をビニールで隔てているが店内はどよんだ空気を冷房機でただかき混ぜているだけである。こんなスーパーでいくら新型コロナに気をつけましょうと店内放送をやっても空々しい。

今のうちなら、工務店も来てくれるし、電気屋も来てくれる。住宅の部屋も店舗も病院も学校も銀行も役所もバーもスナックも、今こそ換気の工事をするべきである。

ウイルスによるパンデミックは今後も襲ってくる。国中が換気設備の工事をしておけば、後はマスクや除菌剤があれば、なんとかなるのではないか。

国はこの換気工事のための助成金を出すべきではないか。