「冷えピタ」や「熱さまシート」などの冷却ジェルシートの再生利用可能
先日熱を出したときに、冷えピタが1袋しか残っていなかったが、夜中のことで買いに行くことも出来なかった。
冷却ジェルシートのの原理は、ジェルの水分が蒸発するときに気化熱が接触部分の皮膚の温度を下げるという単純な仕掛けである。濡れタオルを当てるのと同じである。
額に当てた冷却シートは、時間とともに水分が失われて端の部分が乾燥してくる。
筒状のアクリル棒を冷却ジェルシートの幅に合わせて切る。そのアクリル棒に冷却シートを貼り付ける。当日はろうそくで代用した。
冷却ジェルシートの表面は粘着性があるのでピッタリとアクリル棒にくっつく。
シートの端が浸たる程度に容器に水を入れて暫く待つ。時間は乾燥程度によるので時々濡れ具合をみるようにする。
全体に水分が行きわたると、再び額に貼っても冷たく感じるようになる。
これぐらいカリカリになっても元に戻すことができる。
太いアクリル棒は使えないので細めのろうそくを中に入れてくっつくのを防ぐ。
同じように両端を水に浸す。
時間とともに水分を吸って膨らむ。
少しねじれ気味であるが粘着力はそのままなので使うことができる。熱によるひどい頭痛であったが、このようにして12時間以上を2枚の冷却ジェルシートで額を冷やすことが出来た。
必要は発明に母とはよく言ったものである。