頂いたジュースにHPP法によって、殺菌されたものだと書かれてあるので、一度調べて見る気になった。


HPP(High Pressure Processing)とは、包装後の食品に対して、最大600Mpaの静水圧を数分間かけることで低温殺菌する高圧加工技術である。

加工食品の殺菌法としては加熱が一般的だが、欠点がある。生の食感が失われてしまうのだ。だが、超高圧製法を使えば、原料の細胞組織を破壊せずに 殺菌することができる。

HPP法の特徴は、
・栄養素の破壊、異臭の発生が少なく、安全性を脅かす異常物質が生じないので、生の風味を保存することができる。
・容器内のすべての部位で均一な処理ができる。
・熱処理にくらえて加圧処理のほうがエネルギーの消費が少なくてすむ。

要するに熱処理よりもコスト面でも風味の点でも優れた殺菌方法であるということ。


商品名「コールドプレシャライズ ピタヤ&ベリーミックス」という長-い名前。

「コールドプレシャライズ」とは、「低温加圧処理によって殺菌された」という意味。


原産国がタイ、輸入業者が「コールドプレシャライズジャパン」という会社で、販売者がHARUNA株式会社。更に、販売元が日興フーズ。この四者の利害関係がよく分からない。


このミックスジュースは、いろんな種類がある。


12本入で4160円だから、一本当たり348円ということになる。
加熱処理するとビタミンや鮮度がかなり失われるが、この値段、それにしても高いのでは?


このHPP法によるお高いジュースの味は・・・・特に何ということもない普通の味だった。ミックスすると元の味が分からなくなる。鮮度を保った処理方法というのなら、ミックスしないで単品で100%のジュースのほうがよく比較できるのではないか。