急に寒くなって、わが町にも初雪が降った。積もりはしないだろうが、もっと降れと祈っても天は我を見放してしまった。防滴レンズを構えて写真を撮っても雪はホコリにしか見えない。

ならば、かくなる上は、奥の手の魔法を使うしか方法はない。


Photoshopを立ち上げて雪をすこーし増やすことにした。ほんの少し・・・


雪を自然に降らすために、街に雪が降っている写真を沢山見て記憶にインプット。


雪を自然に降らせるのは難しい。至難の業である。細かいドットや大きなドットを透明度を変えて置いていく。


本当はこれぐらいが実際の風景になるが、これではせっかくの苦労が報われない。


やはり同じやるのならドラマティックにやらねば。本当のようなうその様な雪降る街の風景。

たったこれだけのために3時間もかかってしまった。魔法は疲れる。