インフルエンザと新型コロナの根本的な違いを簡単に説明できるのか試してみる。
1月13日緊急事態宣言が7府県を追加して発せられた。
しかし、TVなんかを見ているとコロナなんかインフルエンザと同じようなものだと考えている人が結構多い。テレビを見ていると、この違いを毎回話すべきではないかと思うのである。それも簡単に小学生(高学年)にでもわかるように。
一言でいえば、インフルエンザは呼吸器官系の感染症で、コロナは全身の感染症である。コロナは血管に入って全身をめぐって、攻めやすい場所で増殖する。
インフルエンザとコロナの初期症状がよく似ているが、コロナだけに見られる特徴は、味覚嗅覚の異常、息切れ、鼻水・くしゃみが少ないなどがその特徴であるが、PCR検査をするまでは区別はつかない。しかし、マスク手洗いなどの結果インフルエンザは激減したが、コロナは増える一方である。なぜか。
コロナの怖いところは、インフルエンザに比べて死亡率が3倍で、重症化すると自宅では凌ぐことはできない。たとえ治ったとしても後遺症に悩まされることがある。後遺症は軽傷重症にかかわらず起こるので怖い。
コロナの後遺症は、倦怠感、脱毛、味覚嗅覚異常、記憶障害、咳・痰、息切れ、胸痛、関節痛、頭痛、しびれ、集中力低下、食欲不振、下痢などで、感染者の7割~8割の人に起こり、それがいつまで続くのかは今のところ不明。この後遺症は軽症者にも起こることである。又、感染すれば無症状でも肺の炎症は起こっているのである。
インフルエンザの場合感染すれば必ず症状が出るが、新型コロナの場合約4割は感染しても無症状であり、無症状でも感染力はある点が怖いのである。また感染してから発症するまでの潜伏期間が、インフルエンザの場合4日前後であるが、新型コロナの場合は約2週間と長い。その間中、ウイルスをまき散らす点も怖い。
このように、新型コロナの場合、感染のマイナス要因が多く、ウイルス自体の実態もよく分かっていない。その上ワクチンの開発を急ぐあまり、今まで使ったことのないDNA型やmRNA型の基礎研究も不十分なままのワクチンを接種しようとしていることである。
インフルエンザワクチンの効き目は約3か月であるが、流行期間が冬であるから、10月と2月ごろの2回ワクチン接種をすればよいが、新型コロナウイルスの場合、流行期間というものがなく年中感染する。日本の総人口1億3千万ににワクチンを2回接種し終わるのに一体どれぐらいの日時を必要とするのかいまだに聞いたこともない。
平常生活を取り戻すためには一体どれぐらいの日時がかかるのであろうか。それとも今後ずっと続くとすれば、日本は・・・・自給自足体制を取らねば生き残れないのではないかと・・・・
ワクチンを制する者が世界を制する世界がやってくる?
こんなことまで考えねばならないほど新型コロナは怖いのだ。インフルエンザとは全く違うウイルスである。