息子がくれた「ひろし」という青菜ご飯の素。ご飯の素に「ひろし「とは、珍しい。2月新発売であるが試供品をもらったので試食してみた。製造は「ゆかり」でおなじみの三島食品。


袋の裏を見ると、広島菜を使っているから「ひろし」という名前だとわかった。ただ、広島菜が一体どんなものかわからない。写真を見るとずいぶん大きな葉である。調べてみると、広島菜というのは日本三大漬け菜の一つだそうである。しかし、スーパーの棚に広島菜が並んでいるのを見たことがない。

広島菜ってなに? 広島名物、広島菜の漬物を通販 広島菜漬 ねこしま
広島菜の歴史は、慶長2年(1597年)頃に安芸国の藩主 福島正則のお供の住人が参勤交代の際に京都の本願寺で求めた種子を広島で栽培したのが始まりと言われています。その後、明治25年頃に川内村の木原才次氏が長年の品種改良の末に新品種の広島菜を作り出すことに成功して、全国に広まることになります。(諸説あり)」


この青菜のご飯の素は乾燥してぱりぱりなので、ご飯と一緒に蒸らして食べると良いと書かれている。お茶漬けや雑炊などもしてみたが結構おいしい。青物が少ない病院食のフリカケに向いている。何にでも使えるところが気に入った。


原材料名を見ていると「塩蔵(えんぞう)広島菜と書かれてあるが、塩蔵とは塩漬けのこと。



「ひろし」の原材料は、
塩蔵広島菜(広島菜【日本(広島)】)、食塩、砂糖、調味料(アミノ酸等)、水酸化カルシウム
「菜めし」の原材料は
塩蔵青菜(広島菜【日本(広島)・中国】、京菜【日本(広島)・中国】、大根葉【中国・ベトナム】)、砂糖、食塩、昆布エキス、粉末みそ、鰹削り節粉末【国内製造】、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉

「菜めし」はお気に入りで常に備蓄しているが、「ひろし」とどうちがうかというと、その原材料を比べてみればよく分かるが、「ひろし」の方が混ぜ物がすくなく広島の地元の広島菜を使っていて純粋なのである。見た目も「ひろし」は細かく刻んであるが、「菜めし」の方はもう少し大切りで混ぜ物も多い。


本当によく乾燥している。普通フリカケの素は一袋30グラムぐらいあるが、「菜めし」の素は18グラムであるが、「博」は16グラムである。


ご飯にかけるて食べる時は混ぜてラップをかけレンチンすると良く蒸れて乾燥菜が柔らかくなる。緑の色合いが非常に美しい。


今日は温かいご飯に菜飯の素とほぐしタラコをかけお茶漬けにした。美味なり。食欲のない時は最適である。
赤い「ゆかり」とみどりの「ひろし」を混ぜておにぎりを作ったら色合いがきれいだろうなあ。ぜひ試してみたい。