この古ーいベティちゃん(べティ・ブープ)の巨大フィギュアは一体いつの物なのか。
街並みをデジカメで撮っていたら、思いもかけずベティちゃんの大きなフィギュアに出くわした。
ベティちゃんの正式名は、「ベティ・ブープ」といい、戦前の1930年8月9日に銀幕デビューした。
ペイントもはがれて色あせがひどいけれど、目の作りからすると丁寧に作られている。
100センチぐらいの大きさで、洋服が半そででスカート丈も長い。ベティちゃんのトレードマークになっている真っ赤でセクシーな胸の開いたドレスではない。
左肩が割れているのが残念である。額の筋は割れているのではなく眉毛と髪の毛の黒い顔料が経年変化ではがれてしまっているのである。
大きな金のイヤリングを付けている。Wikipediaによると、「1934年に開始された検閲制度であるヘイズ規制は、ベティにロングスカートと肩の露出を抑えた半袖の上着の着用を強制した。もはやベティはかつてのおてんば娘ではなく、愛犬パジーと暮らす「独身の専業主婦」であった。」とある。
NETで調べまくったが、同じようなものはない。等身大の大きなベティちゃんは、7万円から10万円ぐらいであるが、作られたのは戦後の様である。
このおんぼろのベティちゃんが戦前のものだとすると大したレアものである。屋外に出さないで室内の置いてあげてほしい。私だったらかなりのところまで修復できるのにと思う。もう一度行って譲ってもらおうかな。懐かしいキャラクターである。