自作の絵ハガキのための画像を作ることにした。これはいかにも秋らしい花の画像である。


この花は私の誕生日にいただいたもので、涼しげな花束であった。


その花束を生け直して撮った画像をPCでソフトを使って、色変換してみたところ簡単に秋色になった。


日本画の手間と時間のかかる絵を描いていた私にとって、このソフト変換は魔法というか奇跡というか学生の頃には考えられないものである。


1画像につき約5分ぐらいかな。スマホの画像編集に比べるとやはりパソコンのソフトを使う方が細かく調節できる。


もし、私の年令が20代だったなら、デジタル造形を専攻していたと思う。ただちょっと残念なのは、原画が残らないことかな。しかし、原画を収納する倉庫も不必要なのは有難いことである。引っ越しの度に絵を担いで大変だった。パソコンだけの引っ越しなんて夢のようである。

現在、アトリエには使われなくなった日本画の絵の具が山のようにある。値段が高かったこともあって捨てるに捨てられない。何とかこの絵の具を大量消費する方法を日夜考えているところである。