今年(10月30日)もハロウィンがやってくる。
10月に入るとハロウィンの時期になったのだなあと思い、今年はどんな作品を作ろうかと楽しみになってくる。私としてはハロウィンを日本のお盆と同じように考え、死者の日として見なしている。南米のハロウィンの盛んな国では、この日は日本のお盆とよく似た行事として普及している。
この骸骨さんたちは今年になって作ったもの。この連作随分な数になっている。これをくりぬいて一枚の紙に貼り付けて一つの作品にするつもりである。
たかがこんなものでも、一日で作ったのでは感じが同じものになってしまう。日にちをあけると一つずつが個性を持って生きてくる。ハロウィンの日に蘇ってくる死者として、骸骨さんたちを描くのである。
この骸骨さんたちを気持ち悪いという人が多いが、骨だらけの方が寒そうでかわいそうに思える。
ハロウィンの骸骨さんは少々怖い位でなくてはならない。邪気に負けてはならないのである。
何しろハロウィンは、邪気を払う日なのである。骸骨さんたちに邪気を払ってもらわなくてはならない。コロナがいまだに収束しない今年は、骸骨さんたちに念入りにコロナのお祓いをしてもらいたい。
コロナウイルスもこれらの骸骨さんを見れば恐れをなしてた退散するかもしれない。コロナウィルスを考える時はこの骸骨さんのことを思い出すことにする。
今年はこの骸骨さんたちにぜひとも行ってもらいたいところがある。怖いもの知らずでうそぶいている者たちの元へ出張派遣で行って説教してもらいたい。ゴーゴー。