毎年、クリスマスのための記念画像を撮る。その画像をクリスマスイブに見ながらケーキを食べる。去年のクリスマスは・・・、2年前のクリスマスは・・・、どうだったのかと考えてもなかなか思い出せない。けれどブログに記録しておくと、鈍くなりかけた頭でも画像を頼りに思い出すというものである。


これはリサイクルショップで最近手に入れた陶器製のウサギのオルゴールである。ウサギさんは服を着て靴まで履いているのに、人間のバニーガールは、裸に近い姿に耳としっぽを付けている。


リスは冬場に備えて色んな所に木の実などの食べ物を隠すが、その場所を忘れてしまうことがよくあるそうで、雪解けとともに地上に表れてくるという。人もよく似たことをして、後世の人間たちは必死に宝探しをするが、余り見つからない。


ペンギンは地上ではよたよた不器用に歩いているけれど、水中では見事に早く泳ぐ。折角、大きな犠牲を払って足を得た人魚もそうだったのだろうか。それともペンギン自体が人魚だったのだろうか。


「宇宙船を降りるとそこは雪国であった。ロボットは雪を見たことがなかったので、この無数の白いものを星のかけらだと思って夜空を見上げると、底知れない宇宙の底から次から次へととめどもなく降ってくる白い星屑に驚嘆してしまった。きっと大きな惑星が最後を迎えたのだろうとロボットはちょっと悲しくなった。」

自分で作った画像をじっと見ていると、思いもよらないいろんな想像が湧いてくる。