冬に食べる梨「新興梨」はよーく熟成させてからでないとダメ。

新興梨は大玉になる晩生種の赤梨で、10月中旬辺りから収穫が始まり、11月いっぱい位で終わるが、非常に貯蔵性がよく正月頃でも美味しくいただける。

冬の梨と言えば、新高、新興、王秋、あたご梨、新雪などであるが、去年は確か新雪を買ったはずである。


食べ頃の旬の時期は10月下旬から11月までであるが、この時期の新興梨はシャリシャリしていて甘みも少ないように思う。新興梨はお正月に食べるのがいい位だと思っていた。それでも、やはり晩生種の梨は秋の梨に比べるとさほど甘くない。そこで実験的に、年末に3個買っておいた新興梨をお正月と1月半ばと2月の初めとの分けて食べてみることにした。

お正月に食べた時はまあまあだったが、1月半ばに食べた時はかなり美味しかった。そこでもうひと頑張りして2月まで熟成させてみた。


皮を剥くとするすると包丁の刃が入る。熟成が進んで腐敗しているのではと不安になってしまった。


半分に割ってみると、部分的に少し茶色っぽい。


恐る恐る食べてみたが、甘くて柔らかい。これが今まで食べていた新興梨かと思うほど違っていた。梨が大好きなのでお正月にも食べたいと思うとどうしても南水、新高、王秋、あたご梨、新雪、新興などの梨になってしまう。クリスマスころに食べるとじゃりじゃりしていて甘みも少なく美味しくないが、それでも梨を食べたくなるので、つい買ってしまうのである。

年末に買った新興梨は、1か月以上は熟成させる必要がある。お正月に食べたい時は10月末か11月の初めに買うことである。お店に並んでいる時は長持ちさせるために新鮮なとれたての梨であるから、がりがりしていて当たり前。熟成させるとこんなに美味しいのである。何年もの間、熟成の意味もよく分からずにいたかと思うとかなり悔しい。

今年から、、独断で新興梨ではなく、辛抱梨に改名することにした。