長い年月をかけ次々と手を加え続けてやっと何匹科の魚たちが完成した。写真撮りしてみると、ここが悪いあそこが気に入らないと、修正を繰り返し続けるので相当な時間がかかる。結局のところ、思い出しては加筆を繰り返したので10年以上かかってしまった。


この怖い顔をした魚クンは、肉食魚であるから歯が立派なのである。光ったように見える部分はホログラムの色んな箔を使っている。


このカワハギもどきは、お気に入りで、比較的早くでき上った。ヒレが立派であるが、食べたいとは思わないほどの毒々しさである。


色んな模様を散りばめたが、時間ばかりかかって効果はいまいちかもしれない。この子はデコ魚さんで、おしゃれが生きがいなのだ。


この魚さんは、竜宮城の鯛である。浦島太郎の童話に出てくる「竜宮城に来てみれば、タイやヒラメの舞い踊り」の鯛である。竜宮城の鯛はこれ位華やかでなければならない。