今までは、伊那食品の 「かんてんぱぱ カンテンクック 箱 4g×4 237円」を買って寒天ゼリーを作っていた。しかし、大量に買った方が安いだろうとちょっと計算してみた。北原産業の粉末寒天1キログラムは4930円である。
計算式はこのようになる。「1000÷16×237=14812円」
約三分の一である。
勿論、1キロ単位で買うことにした。今年の夏の初めに使い始めて、約半分使ってしまった。


インドネシアと国産品の混合である。


寒天の原料には紅藻類である「テングサ」と「オゴノリ」が使われている。


カロリーはゼロ。ほとんどが水溶性食物繊維である。
寒天の種類は、角寒天、細寒天、粉末寒天の三種類があり、「天然寒天」は角寒天・細寒天、「工業寒天」は粉末寒天である。
粉末寒天の場合、圧力をかけて水分を抜く過程で、アガロペクチンが水とともに流れ出てしまうため、寒天の種類の中でもコレステロールの低下効果は、天然寒天の角寒天・細寒天に含まれていることは、調べてみて初めて知った。ただ、天然寒天は溶けにくく一度濾して使わなくてはならないので粉寒天の方が使いやすいのである。

琥珀糖を作る時は糸寒天が圧倒的にきれいに仕上がる。

寒天は水溶性食物繊維で紅藻類から抽出される主成分アガロースが多く含まれ、糖やコレステロールの吸収を妨げる機能が生じ血糖値の上昇が緩やかになったり、腸の中で水分を吸収して便をやわらかくするので、無理のないお通じの効果が期待できる。また、この寒天の特異質が、さまざまな病気の抑制効果(肥満・便秘・骨粗しょう症・夏バテ・動脈硬化・大腸がん・高血圧)も期待できるということである。


水1.8リットルとなんかすごい量で書いてあるので驚いた。


この小さい小さじ1杯が、粉寒天2グラムから2.5gに相当する。小さじ2杯分で約4~5グラムの粉寒天に水500グラムに煮溶かして使う。
慣れると簡単である。


大体この分量で作っている。小さじ2杯の粉寒天に水500mlを入れて煮溶かして果物などを入れて冷やしいて固めるのである。


今回はこんな材料でフルーツ入りのレモンティー味の寒天ゼリーを作ってみた。糖分を気にする場合は人工甘味料を使えばよい。


プリンプリンしていて歯ごたえがあって美味しい。この食感に慣れてくると普通のゼリーは柔らかく過ぎて食べる気がしなくなってくる。
お総菜としては、出汁と一緒に卵を撹拌したものを、煮溶かした寒天液に入れて同じように固めると夏向きの箸休めとなる。

秋田県では、何でも寒天で固めてしまって驚くようなレシピの料理を作っている。