息子から頂いた「なすの天ぷら」。持った感じがなんとも軽い。
はじめはお酒のおつまみかなと思ったが、加工食品の分類的には、何と「菓子」である。
1袋47g365円と、量の割にはかなり高い感がする。


バキュームフライ製法とは、真空状態で食用油を使って低温でフライし、栄養価が高いままおいしさを引きだす製法である。色合いの変色もほとんどない。


47gと言うからホントに軽ーいのである。水分がフライすることで飛ばされているからなのであろう。てんぷらの干物である。


油で揚げているせいかカロリーは高い。この少しの量(47g)で211㎉である。


見た目は全くのなすの天ぷらである。ただ手に持った感じがあまりに軽くスナックのようである。


食べてみると、ポリポリ、サクサクで一寸硬めのスナックである。ただ、残念なことにはなすの味も香りも全くない。

てんぷら独特の美味しさもほとんどない。まずくはないけれど、美味しくもない。オクラの天ぷらが、ちょっとオクラっぽかった。これだけ素材の味も香りもないのなら、香料と塩味をもう少し加えてもいいのではないかな。

なすの天ぷらの他にも、オクラの天ぷら、シイタケの天ぷら、エリンギの天ぷらなどがある。

この技法からすると食材は根菜を採用した方が良いのではないか。にんじん、ごぼう、レンコンなどである。