残暑厳しい折、メザシの素揚げを酢漬けにしてみる。
メザシの干物の場合、焼いて食べるのが普通であったが、今回初めて油で揚げてみることにした。
から揚げとかした場合に油がどうしても残る。今回はその油を使ってメザシを素揚げにしてみた。
一度焼いてあるものを油で揚げるのでさっと上げればよい。このまま食べてもよいが、焼いたり揚げたりでかなり硬くなっている。
そこで思いついたのが、魚の南蛮漬けの様に酢に浸して柔らくする方法である。関西はまだまだ暑い日が続くので、酢の物はピッタリである。
1日目でもまあまあであるが、2日目になるとかなり柔らくなっている。
酢は合わせ酢の「かんたん酢」を使った。一度油で揚げているので魚の生臭さはほとんど飛んでしまっている。
頭は取ってあるので、そのまま丸っぽで食べられる。冷蔵庫で冷やしておけば暑い日のおかずには最適である。
夏の間の不摂生な食事を補うには、骨ごと食べられるメザシはちょうど良い。
我が家では最低2週間に一度はメザシを食べるようにしている。