楊貴妃が好んで食べていたクコの実は欧米ではゴジベリーといわれるスーパーフードである。

クコの実にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸(ビタミン3)や、カロテノイドの一種ゼアキサンチン、アミノ酸の一種ベタイン、さらにポリフェノールなどの栄養が含まれ、クコの水抽出物には血圧降下作用が認められているので、肝硬変や高血圧などの生活習慣病の予防効果もある。


業務スーパーでは、100g178円と格安であるので買いやすい。


100g当たり361㎉であるがこの量を一度に食べることはない。せいぜい10分の一ぐらいなものである。


このクコの実は、乾燥しているのでそのままではちょっと硬い。しかし、体にいいものは美味しく食べる工夫をして日常の食生活に取り入れたい。


料理に使うために、料理酒に浸して冷蔵庫に入れておくといつでも使えるので便利である。お菓子のドッピングに使う場合はラム酒かワインに浸して使うといい。特にワインに漬けたクコの実はそのままで食べても美味しい。


今日は、キャベツ、ニンジン、大根の千切りをかんたん酢で和えたものに、料理酒に浸したクコの実を混ぜてみた。クコの赤い色がアクセントになって見た目もメリハリがついて美味しそうである。実際食べても美味しい。サラダ、和え物、炒め物などに重宝している。