業務スーパーの乾燥きくらげは、お正月のお鍋や御馳走の食物繊維不足を補うのには最適。
生きくらげに比べると乾燥きくらげは何となく栄養が少ないように感じるが、実はそうではなく、乾燥きくらげの方が栄養的には優れているのである。業務スーパーの乾燥きくらげは、40グラム91円で、1回に使う分量としてはこの半量ぐらいなので、気楽に使いやすい食材である。
【乾燥キクラゲ100g中に含まれる栄養】
●食物繊維…不溶性73.1g、水溶性6.3g.
●ビタミンD…128.5μg.
●ビタミンB2…0.44mg.
●カルシウム…82mg.
●マグネシウム…110mg.
●鉄分…10.4mg.
●カリウム…630mg.
●亜鉛…0.8mg.
しかし、生きくらげには、βーグルカン(免疫力向上やコレステロール値を下げる)やキチン(食物繊維のひとつで、コレステロール値の低下や肥満予防効果)が含まれている。
茸なので低カロリーで、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を豊富に含んでいる。
細く刻んであるので料理するときはしやすい。水戻しをしてすぐに使える。
きくらげを水戻しすると、約7倍から10倍に増える。
お鍋をするときにシイタケを買い忘れた時はこの乾燥きくらげがあると代用になる。特にお鍋をすると食物繊維が不足する場合がある。白菜などの野菜は生の時はたくさんあるようで大した量でないことが多い。そんな時食物繊維として、こんにゃくや乾燥きくらげがあると助かる。
特にお正月料理は、近頃、洋風になって食物繊維が不足になりがちである。そんな時保存のきく乾燥きくらげは最適である。
500グラム入りの乾燥きくらげのビッグパックを買っておくと1年ぐらい使える。又白きくらげは食感はいいが栄養的には黒きくらげに比べるとやや劣る。この白きくらげもお鍋やスープに入れるとよく合う食材である。