NETで中古の民芸品を買うときは注意して色々調べてからか買うことにしている。今年は鬼の面が欲しくなったが、なかなかお気に入りのものがなかったけれどやっとメルカリで見つけた。なぜか寸法が書かれてなかったけれど写真を撮るだけなのであまり気にもしないで買った。届いた包みが大きくて、恐る恐る開いてみたが大きな陶器製の鬼の面が入っていた。


この鬼の面、私の父が怒った顔にそっくりでおかしくて仕方ない。


ホントによく似ている。こういう仮面を作る時のモデルというのはいるのだろうなあと想像して、きっと父に似た人だったのだと勝手に決めつけてしまう。


特に気に入ったのはこの赤鬼である。赤鬼の中の赤鬼である。


下から仰いで写真をとると惚れ惚れするほどの大迫力である。


仮面はその時々に色んな所で買っている。メルカリで買うのは初めてあるが、今回は値段が安くて品物が良かったのでお買い得感があってなんだかうれしい。ただこれをしまっておく場所が又大変なのだ。大型の仮面が増えると箱の量がだんだん嵩張る一方である。それでも手放す気にはなれない。面は私にとって大切な被写体でありモデルである。これを一から作るとなると大変である。いくつかは自作の面もあるが、思い通りに作れなくて苦労した。しかし、この鬼の面を見ていると私も作ってみたくなってきた。

これから節分になるたびにこの面を取り出すことになるのだろう。