ほとんど歯の根っこしか残ってないのでかぶせがポロリととれてしまった。歯医者でいろいろ検査したが入歯にしなくてはならないという。奥歯なのでインプラントをするには歯茎の骨の再生をしなければならないらしい。以前ブリッジをしていたが、隣の歯がだめになり仕方なくインプラントにしたが自分の歯と変わりない位だった。1本30万円で2本続きだったので60万円だったが、この値段は安い方であったが、それでも自由診療なので保険がきかない。今度は、骨の再生まで加わる。

歯医者で聞いてみたが、1本40万円で骨の再生は別料金である。どうにかできないものかと調べてみたところ、保険はダメであるが医療費控除の対象になりそうである。


インプラントは2012年から保険適用となったが、これは「虫歯で抜歯した」「歯周病で歯を失った」といった一般的なケースは該当せず、かなり特殊な症例でしか健康保険は使えない。費用負担を軽減するためには医療費控除の活用が適して居るという事である。

インプラント治療を保険で受ける場合には、症例や治療を受ける医療機関に条件がある。
以下にあるように、インプラント治療を保険で行える医療機関は「病院」でなければならないので、一般的な歯科ではなく、大学病院などの規模の大きな病院の歯科・歯科口腔外科ということになる。

・ 歯科又は歯科口腔外科を標榜している保険医療機関であること。
・当該診療科に係る5年以上の経験および当該療養の3年以上の経験を有する常勤の歯科医師が2名以上配置されていること。
・病院であること。
・当直体制が整備されていること。
・医療機器保守管理及び医薬品に係る安全確保のための耐性が整備されていること。

10万円を超えた金額が医療費控除の対象となる。ただし、総所得が200万円以下の場合は、総所得の5%を超えた金額が対象である。

インプラントの値段は歯医者によってまちまちである。1本30万円から60万円まであるが、一体この差は何によるのか。この代金に取り付けるセラミックの歯の代金が含まれている歯医者もあれば追加料金を請求される場合もある。私の知り合いに、インプラントをしたところあれやこれやと追加料金をとられ最終的に1本90万もかかったケースもある。ボッタクリ歯医者である。

今後もインプラントは保険の対象にならないのか。