レジンで作ったでっかいオパールもどきをあれこれ工夫して画像を撮る。
以前に作ったレジンのオパールもどきの画像が何としても出来が悪い。
今日は一日中、この画像を撮り直しすることに終始した。上の画像が一番ましである。
樹脂の中に入れたフィルムの材料は自己流の手作り。これが一番初めに撮った画像。実物と似ても似つかない。
肉眼で見るとホントのオパールの様に見えるのにデジカメで撮ると全く別物に写る。
接写してみると中に入れた劣化フィルムが嫌というほどはっきり見える。
光硬化樹脂のレジンは重なると完全に硬化しないので、あとになるとタックが出てくる。
それをアセトンで拭きとる。
この上からエポキシで覆ってしまった方が良いのかも。
ライティングを変えると別物に見える。
Photoshopで加工しても、これが限度である。箔やホロなどの光物を撮るのは難しい。
ホログラムの転写箔を使って作品を作ったのは私が一番最初ではないかと思う。当時ホログラムの箔さえ数種類かしなかった。値段も高くて金箔と並ぶぐらいであった。今では種類も増え値段も安くなって使いやすくなっている。
ただ、今でも困難なのは、デジカメでホログラムの作品の写真を撮ることである。箔やホロの良さを出すのが難しい。プリンターで印刷すると、これはもう悲惨である。今まで出版された画集を見ると水彩画の様に見えるので、怒りさえ湧いてくる。カメラマンが撮ると、水彩画になるので言い合いになる。今では自分で撮っているが、満足はいかない。
作品を電子書籍にするとかなり実物に近くなるが、満足度は40%ぐらいであるので、頭から火を噴くほどではない。
この世には、きっとホロの作品を上手く撮る人がいるに違いないと思うが一体その人はどこにいるのか。いたら名乗り出てほしい。