業務スーパーのインスタントスープの中ではグリーンカレーが一番気に入っていた。しかし、ここんところこのグリーンカレーが売っていない。しばらくして、その代わりなのか、「マッサマンカレー」というインスタントカレーが新しく登場してきた。


マッサマンカレーは「イスラム教を信仰する人たちが食べていたカレー」という意味らしい。

マッサマンカレーはもともとタイ南部の料理で、マレーシアと隣接するタイ南部(とくに最深部)には多くのイスラム教徒(ムスリム)が住んでいた為、タイ南部の料理や文化はイスラム教徒(ムスリム)の影響を受けてマッサマンカレーが出来たという事である。

そのような歴史的な経過を経て出来たマッサマンカレーはタイ料理の特徴でもある辛さはなく日本人でも安心して食べることができるという事である。


マッサマンカレーはココナッツミルクの濃厚なコクと数種類のスパイスが決め手の絶品タイ料理であるといわれている。

カルダモン、シナモン、クローブなどのスパイスをふんだんに使用しており上質な甘さと、ココナッツミルクやピーナッツによる濃厚なコクが特徴である。

マッサマンカレーが世界一美味しいカレーであるという事は、2011年にCNNGoというアメリカの人気番組の「世界の美味しい料理ベスト50」という企画で1位に選ばれたことによっている。


箱の中には3袋の子袋が入っている。


1袋を150CCのお湯で溶いて食す。ただちょっと溶けにくいのでよくかき混ぜること。


試食してみるに、確かにマイルドな味わいである、というよりもこれがカレーなのかという感じの方が強い。マイルドを通り過ぎている。夏バテで弱った胃には確かにいいかもしれない。しかし、やるぞーッという気にはなれない上品すぎる味ではある。