100均の「キッチンタオル」(カット式ふきん)を買うときの注意
台所やキッチンや食卓などでなくてはならないのがふきんである。1日に何回となく使っているので、吸水性がよく速乾性があり汚れが落ちやすく耐久性に富んでいるものがあれば言うことがない。
今回買ってきたカットふきんは洗って繰り返し使えるタイプの物。こんなに薄くてもいいのかなとちょっと不安。ワンカットの大きさは、20×30センチメートル。
材質は、ポリエステルとレーヨンである。
レーヨンとは、木材パルプや竹などの植物に含まれるセルロースを取り出し、化学薬品で一度溶解した後で繊維状に再生した再生繊維で、化学繊維の一種。レーヨンはシワになりやすく、ポリエステルはシワに強いぶん繊維として吸水性が低く硬い繊維である。又、ポリエステルは速乾性の高くても、臭いや汚れを吸着すると発散しにくい性質を持っているため、汗や皮脂が溜まると、それが臭いの原因となり、悪臭を放つという欠点もある。
素材がポリエステルとレーヨンと書かれている場合、その比率が大切である。繊維が太くポリエステル繊維が多い場合、吸水性が悪くなりふきんには適さない。
水で洗ってよく絞ってからテーブルを拭くと、なんと吸水性が悪く水分が多く残ってしまう。これではふきんとして役に立たない。お茶をこぼしても吸水力がないので拭きとることができない。
しかし、捨てるわけにもいかずあれこれ拭いてみたが、吸水性が低く使いようがないので頭を悩ませていた。しかし、ガスコンロ周りの油性の汚れを取るのには非常に適していた。ただ、洗って使うことはできず使い捨てになる。
その点マイクロファイバーのふきんは吸湿性が抜群である。しかし、熱に弱く耐久性に欠ける。しかし、100均の3枚入りのマイクロファイバーのふきんなら気楽に使える。ただマイクロファイバーの海洋汚染を考えると化学繊維はよく考えて使う必要がある。
やはり環境のことを考えれば、綿100パーセントの布を使うのがベストなのかもしれない。