これは骸骨の手ではなくチヌ(クロダイ)の骨だったが、一瞬ギクッとした。
ハロウィンが近づいてくると何でもハロウィングッズに見えてくる。
夕食のときにチヌを食べたが、この骨が骸骨さんの手に見えてギクッとした。
人の指の骨はこんなに細くはないが、ちらっと見ると人間の手の骨に見える。
反対側にひっくりかえしたら、カラスの頭の骨に見える。
塩こしょうだけで焼いた大きなチヌの切り身は美味しかった。その上にサプライズまであって満足である。
チヌというのは黒鯛のことで、成長によって呼び名が変わる”出世魚” でもある。関東ではチンチン-カイズ-クロダイと変わり、関西ではババタレ-チヌ-オオスケとなるということである。
また、チヌは成長によって性転換する魚としても知られる。クロダイを含めたヘダイ亜科は雄性先熟を行い、オス→メスに性転換する。2 – 3歳までは精巣が発達したオスだが、4 – 5歳になると卵巣が発達してメスになる。人間もオスになったりメスになったり性転換が起これば、男女の理解も深まるのではないかな。