ビスケットの中から、ぞろぞろ細かい虫が出てきて驚くやらキモイやらで慌ててゴミ箱へ。

業務スーパーで夏ごろ買ってきたのはいいけれど、夏場にビスケットを食べる気にもなれず今まで食べずに置いてあった。
流石に12月にもなると夜更けにちょっとビスケットでも食べようかという気になってくる。


イタリア産のビスケットで添加物がほとんどない。記録しておこうと思ってスマホで画像を撮り始める。
息子は、速く速くと急かす。


カロリーはやや高めであると、栄養成分表示もスマホで画像を撮っておく。

ところが、袋のフィルムの端っこを円形にハサミで切ると、粉がパラパラとこぼれてきた。粉っぽいビスケットだなと思って一枚ビスケットを取り出すと中には更に粉がいっぱい入っている。まだかまだかと待っている息子が横からのぞいて、「何、そのビスケット、こなだらけ、」といいながら2・3枚取り出して食べようとして、「虫、ムシ、ムシや!」といって手から放り出したのでよく見ると、細かいウジ虫のようなものがくにゅくにゅ蠢いている。

吐き気と寒気に襲われて、ゴミ箱の袋の中にティッシュで落ちていた粉と一緒に投げ入れた。

離れたところから、息子は「写真、写真を撮っとけ!」と掛け声だけは大きな声で命令口調で言うが、私ももう一度ゴミ箱の袋から出すなんてとてもできそうにない。
そんな恐ろしい思いをして迄クレームをつけるつもりもないので、「もういい。」といって袋の口を縛った。中からごそごそ出てきたら嫌なのでぎゅうぎゅうきつく結んだ。

よく考えれば、このビスケットはフィルムだけで1重に包んである包装である。包装する前に入ったのか、私の保存が悪くていつのまにか袋の一端が破れてそこから虫が入って卵を産んで孵化したのか、どちらか分からない。どちらにしろ孵化した幼虫がビスケットを餌にして糞をいっぱいまき散らしたらしい。

しかし、あんなに小さな幼虫を見たのは初めてである、直径0.5ミリぐらいで長さは3ミリぐらいのベージュ色の細かい虫であった。
視力の弱い人なら見分けがつかないのではないだろうかと思うと、ぞっとする。

日本の食品の過剰包装に文句を言っていた私ではあるが、アルミの蒸着フィルムでばっちり包装して箱に入れてある日本の過剰包装のビスケットは、一体何にお金がかかっているのだろうと不信の念を抱いていたが、今では深ーく納得せずにはいられない。日本産のクッキーから生きた小虫がいっぱい出てきたなんて話は聞いたことがない。

眼を閉じてもあの光景が浮かんでくる。ここ当分脳裏から消えそうにない。