夜の9時ごろお風呂を沸かし始めたら、何やらゴーゴーという音が響き始め、私と息子は慌てふためいて音の発信源を確かめるべくあちこち駆けまわった。どうもお風呂だと分かったので、ガスを止めてみたがまだ鳴りやまない。低い振動音でかなり大きな音である。電気を切ってみたがまだなっている。
大阪ガスも風呂釜のリンナイも時間外で連絡が取れない。爆発はしないだろうが不気味である。
自宅の電気屋さんの異名を持つ息子はパソコンで何やら必死で検索している。

息子が上の部屋から走っておりてきて風呂場へ飛び込んで何やらすると、音はぴたりとやんだ。
排水口のパッキンが古くなって、お湯が漏れる時の振動音だという事である。唇でぶるぶるとすると結構大きな振動音が鳴るが、それと同じ原理で風呂の排水口のパッキンが震えてなっていたという事である。
パッキンを変えればいいが今すぐはダメなので、栓の部分をよく拭いてきっちり閉めてお湯を沸かし直したら音はならなくなった。さすが自宅の電気屋さんである。

これがその音の原因となった栓のパッキンである。この湯舟は、LIXIL(リクシル)製である。

排水口はこんなもので、この上にパッキンのついた蓋で栓をするようになっている。

LIXILストアで、このパッキンを買うにはNETでしか買えない。早速、買おうとしたが、1000円以下なら、送料が700円かかる。1000円以上なら送料無料なので、今後のこともあるので蓋のパーツごと買うことにした。計1870円(税込み)であった。
4日後にやっと着いた。

これがその蓋、B21-SVLAR(68)である。
正式名は、「LIXIL-INAXプッシュワンウェイ排水栓密閉フタ浴室部品」である。

こうして見ただけでは、プラスティックの色が黄変しているだけの様にしか見えない。

実際に触ったり爪で押したりすると、ゴムのパッキンが経年変化で弾力性を失っているのが分かる。

真っさらサラの排水口の蓋。何週間前からこの栓がピタッと閉まらないような気がしていたのである。

排水口に新しい蓋をはめた時はやれやれという安ど感が押し寄せてきた。新しい排水口の栓が届くまでの間、毎日風呂の栓をきっちり占めて、どうか音が鳴りませんようにと祈っていた。音が鳴りながらお湯が減っていくのである。
お風呂って、本当にありがたい代物である。ある時は当たり前に思っているけれど、天災でガスが止まったり電気が止まってしまうと、間に合わせで代用品というわけにいかないのが風呂である。
毎日お風呂様に感謝して入ることにしよう。