雪の絵ばかり描いていると、雪の夢を寝入りばなに見ることがある。子供の頃、雪が降ると空に向かって口を開けて雪を食べようとした経験が誰にでもあると思う。ただそんな夢を繰り返し見る人は少ないと思う。夢の中で螺旋形に高い空から次々湧いてくるのは雪になる前の雪の種だと自分では思っている。螺旋形に雪の種を配置するのが大変だったのが、いいソフトを見つけてそれを使うとあっという間に出来る。それが楽しくて次々と螺旋を描いて広がっていく雪の種の画像を作っているが、自分が夢の中で見た雪の種のイメージとはなかなか一致しない。
それでも少しはましなものを選んであげてみる。

空気中の水蒸気が上昇気流によって運ばれ、温度が下がり水蒸気が水滴となって現れてくるのが、「雲粒」と呼ばれ、雲の構成要素になる。
その「雲粒」が凍って「氷晶」ができる。雪は生まれたときから六角形である。
雪は雲の中で生まれる。最初は水の分子が集まって手を取り合うようにくっつくが、高いところにある雲の中はとても寒いから、水分子たちは液体の水ではなく六角柱の形をした氷の結晶(氷晶)になる。これが雪の最初の形だということである。

「雲粒」がさらに上昇気流に乗って上空に上がっていき、気温が−20℃くらいまで下がると、これらの雲粒が凍って、氷晶に変化する。
氷晶は周りの雲粒をどんどん取り込んである程度の重さになると、上昇気流に逆らい地面に落ちていく。
落下の途中で周りの水滴とぶつかり、多様な六角形を形成する。 六角柱が一番構造的に安定しているのである。
雪のはじまりは六角柱の形をした氷の結晶である。

大きくなった氷晶は落下して行く途中で、雲粒とぶつかる。この氷晶は六角形の形をしているが、この六角形の角の部分に雲粒がぶつかって凍って行く。こうして多様な六角形ができていく。

雪の結晶は現在「グローバル分類」という名前で121種類に分けられており、「水蒸気の量」と「気温」によって形が決まるとされる。
こうしてできた六角形の塊は「雪」として、地上に降り落ちる。雪が地上に降り落ちるかどうかは、地上の温度に左右される。
夢の中では雪はすべて色がついている。

クリスマスイブに降る雪は、特別な雪で七色に輝いているかも。