上の息子は、醤油好き。何にでも醤油をかける。そのかわり、醤油に対するこだわりは尋常ではない。その息子が、持ってきたのがこの醤油、「竜野乃刻」。ヒガシマルの商品紹介には次のように書かれてある。
「商品特徴
大豆、小麦、米、赤穂の塩、鉄分の少ない揖保川の伏流水など、原料はすべて地元の播磨産にこだわった「龍野乃刻」。 春に仕込んで秋に搾る、これまで培ってきた伝統を守りながら、丁寧に熟成しています。一年に一度だけの搾りたてのおいしさを、どうぞご賞味ください。」
年に一度の通信販売である。

この醤油を逆行で透かしてみると透明なのがよく分かる。関西好みの薄口醤油である。

醤油の美味しさを試すのには、鰹節大根にかけててみることにしている。
理由は、いつもこの二つは常備しているからであるのと、どんな不味い醤油でもこの組み合わせなら何とか食べる事ができるからである。醤油好きの息子に醤油がまずいとは口が裂けても言えない。

かけてみると色合いが本当に薄いので、食材の色がよく分かる。

全体を混ぜてみると、こんなに薄くしか色が着かない。

キュウリにかけてもこの通りの色の薄さ。
試食してみて驚いた。色の薄さに対して味はしっかりしている。コクがあるが嫌味な味ではない。かすかな甘みが塩味を引き立ている。
この「龍野乃刻」は、今まで息子に貰った醤油の内で一番おいしい。近頃ではこの醤油ばかりを使っている。
これだというものに出会うと、それがない時が悲惨であるのが怖い。食卓に暗雲が立ち込める。