蛇の文様は蛇紋というらしいが、竜の鱗紋とは違ってかなり色んな文様がある。丸い文様のある蛇を描くためにあれこれ試す。

夜寝る時、絵のことを考え始めると邪魔になることがないので集中しやすい。ここんところ、一筆蛇の文様のことばかり考えてしまう。そこであれこれ考えたことを、実際にやってみると9割がたは失敗する。残りの1割ぐらいは何とかなりそうなので、執念深く試行錯誤を繰り返す。執念深い蛇ができそう。
そしてついにたどり着いたのが、この蛇紋である。

ところがこの蛇紋、編集するために拡大してみると、あちこちに、顔らしきものが浮かんている。
いっぱい描いたが、この蛇紋の円の中にが顔が浮かんでいる。ちょっと不気味。

上部と下部に顔が見える。蛇が人の願いを飲み込んだのか。

胎児のような画像が浮かんでいる。

口をとんがらせた蛸のような顔である。
濃い墨と薄い墨と水と撥水剤各種を用意して、筆も3種類ぐらい水で濡らしておく。紙は色んな紙を準備しておくが、今回の一筆蛇の場合はつるつる光った光沢紙を使うか、自作の撥水剤を引いた紙を用意しておく。撥水剤に関しては、色んなものが考えられるが、一番入手しやすいものは、水性の透明ニスか水性アクリル絵の具に使う水性アクリル樹脂を薄めたものが使いやすい。シーラーの薄めたものもいい。濃度は自分の好きなように薄めてデータをとればよい。

これも上部の大きな顔と下部の左端途に顔が見える。
使っているのは、100均の墨汁である。実際に墨をすったものと格安の墨汁とを描き比べてみたが、墨汁の方が粒子が細かく安定している。

これは色んな方向によって異なる顔が見えてくる。この蛇紋だけに人の顔が浮かぶなんて理解に苦しむ。

同じ墨汁と撥水剤、同じ紙、同じ筆、同じ水を使っても出来上がるものは、違っている。
この蛇紋の絵は大切に保存しておく事にする。