息子が業務スーパーで買ってきた「蕎麦の実」。寒冷地方の雑穀で、ロシアや中国などが世界的な産地である。ウクライナ侵攻が始まってロシアの人々が非常食として買い込んだのが砂糖とこの蕎麦の実である。


蕎麦は、スーパーフードと言われるぐらいで、食物繊維や銅、鉄、マグネシウム、たんぱく質、ナイアシン、亜鉛などを含む。その中でもレジスタントプロテインという稀少たんぱく質の効能が注目されている。

【蕎麦の成分「レジスタントプロテイン」の効能】
・血糖値の上昇を抑えてくれる「低GI値食品」
・タンパク質でありながら食物繊維のような働き
・余分な脂質を排出・コレステロールの低下・肥満防止


業務スーパーのそばの実は400グラム280円と、格安価格。試しに食べたい時はまずこれから始めると良い。


ご飯の代わりにしていろんな料理に使える。


蕎麦のみを炊く時に一番簡単なのは、色々調べてみた結果、炊飯器で白米と同じ水加減で炊く方法である。まず、1号炊いてみる。


薄いアンバーっぽい色で、テトラポットのような形。


1合のソバの実を炊飯器の白米の早炊きで炊いてみた。


香ばしい香りで柔らかく炊けている。水加減は自分好みで増減すればよい。


一寸試しにコンソメスープで試食してみたら、さらっとしていて美味しい。お米の様にねばねばしていないのでドロッとはならない。いろんなスープのもとに入れて食べるのが一番簡単。ロシアではこれをお粥や雑炊や炒め物にするらしい。


本格的にアサリのスープで雑炊仕立てにしてみた。加熱してもドロドロして溶けないのが気に入った。遅く帰ってきた息子に温め直して出したが、蕎麦の実は煮崩れていなかった。

あくる朝は、バター炒めに塩コショウで食べたが、これが結構美味しい。写真を撮るのをすっかり忘れていた。思い出した時は胃の中におさまっていた。