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雪には色はない。無色透明である。色をつけるとしたら、普通ブルー系統の色を着けるのが一般的である。

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しかし、1年の中で唯一赤い雪が似合う時がある。言わずとしれた「クリスマス」の時期である。

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心が温まる雪が降る時。常緑樹の上に降り積もる雪を暖かい部屋の窓から眺め、子供達は赤と白のコスチュームに包まれたサンタの夢を見るのである。

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せめてこの夜、夢の中に降る雪は赤い雪であってほしい。今日はクリスマスイブである。心のなかがブルーな人(私自身を含めて)のためにこの「赤い雪」のシリーズを創りました。