陶器の湯呑みで作るお雛様
百均へ行って、お雛様を作るのに適当な陶器を物色。あれこれ迷ったすえ、この湯呑みに決めた。
高台を上にしておくと、V字型に切れ込みがあって、着物の襟のように見えるのが気に入った。
色合いも淡いピンクがかったナチュラルトーン。春らしい感じが良い。
紙粘土も又、百金で買った。なにしろ我が家から百均ショップまで3分の距離。
頭には、間に合わせのフェルトの花をくっつけてみる。これに笏と扇を加えたらお雛様に見える。
笏は、扇子の骨で作る。随分前に、扇屋さんの廃棄する扇骨をいただいたもの。
赤い扇と笏の出来上がり。
髪飾りは、クリップとカンザシの部分を切ったもの。金屏風の代わりにサーモンピンクのお扇子。
クリップの金属部分はネイルエナメルの黒を塗る。笏と扇を両面テープで湯呑の腹に付ける。
扇がイマイチなので、千代紙で作り直し。千代紙を白い画用紙で裏打ち。
コンパスで45度の円を切り抜く。
これで落ち着いた。お雛様を置く台が要るようだ。
後背の金屏風代わりにお扇子を使っているので、統一感を出すために台は白木の丸いお盆を使用。
出来上がり。このお雛様つくりはちょっと時間がかかった。紙粘土の頭は、1日前には作って乾かしておかねばならない。ピンポンの球で頭を代用しても良いが、ちょっと安っぽくなる。頭は、やや縦長に作ったほうが良い。目の位置や表情にも気をつけて描かなければ、雰囲気が台無しになる。
お雛様は、細かい付属品を揃えるのに時間がかかる。しかし、これが又、楽しい。