現在使っているお玉。未だ使えるようにみえるけれど・・・・


裏返すと取っ手の部分はこんなに溶けてもはや限界に達している。


そこでネットで調べて2種類買った。同じ発売元「ホーム&キッチン」だった。
一つは、かの有名なブランド物、「柳宗理レードルL]。もう一つは、「ママクックステンレスお玉22356」。よく似たタイプではあるが、値段がかなり違う。
上の「柳宗理レードル」は2279円(税込み)、「ママクックお玉」は564円(税込み)。


値段の違いはステンレスの厚さの違いか。右「柳宗理」が140グラム、左が105グラム「ママクック」。お玉のかたちは違うが容積はほとんど変わらない。


両方とも一体成型で継ぎ目なしではあるが、くびれに差がある。ママクックの方はこのクビレの部分から破損する可能性はないのだろうか。ちょっと不安。


フック掛けは「ママクック」のほうが大きくてかけやすい。


素材のステンレスは両方共に18-8ステン(クロム(Cr)18%、ニッケル(Ni)8%、残りが鉄(Fe)で構成されたステンレス)。


「ママクックお玉」の水の流れとキレはは非常に良い。


「柳宗理レードル」は、同じように水はまあまあきれいに流れるが、最後の方で水切れが悪く裏に回るのが欠点。


「柳宗理レードル」はステンレスが分厚いので取っ手の部分が熱くならないと強調されているが、薄い方の「ママクックお玉」の方も熱くはならない。


結論的には、一体成型お玉に関しては、圧倒的に値段の安い「ママクックお玉」のほうが軽くて使い勝手が良い。プロダクトデザインとは機能美である。名前ではないとつくづく思い知った。