下描きせずに描く時は、手前からよく考えて描かないといけない。
杖をついたおじいさんを描くので、前かがみになっているからまずは頭を描く。縦長の楕円。


耳も書いておく。


杖を持つ腕をその次に描く。向かって左側の腕。


反対側の腕。少し小さめに。


腕の先に手を描く。杖を持つ手を決めておくように。


杖を描く。ここまでが手前の部分である。


下半身を描く。


足を描く。内股に。


タレ目を描く。コレだけでおじいさんぽく見える。


目にそって眉毛を描く。


鼻を描く。


ほうれい線を鼻の両側に描く。年をとるとこのほうれい線が目立ってくる。


口の周りにしわしわ。


おでこのしわを描く。おでこのしわは、頭皮が垂れてくるとできる。


目の間と目の下にもシワを描く。


ツルツルの禿頭でも良いが、何かの練習になるので残り少ない髪の毛を描く。


襟ぐりを描いてから、服の皺は、体の関節を暗示するように描く。


最後に履物を描く。コレで完成。
下書きなしに描くことに慣れる、何をするにも後々らくである。