関西では、「とよす」といえば、「あられ」と「おかき」である。


とよすは、昔から定評がある老舗である。1902年の創業。
あられ とよす


とよすはお米や水・製法に対して伝統的なこだわりがある。以下「とよす」のサイトより抜粋。

池田の地酒「呉春」は有名である。
【北摂・池田の水】
「水に恵まれ、古くから酒どころとして知られてきた大阪・池田。
その地下深くからくみ上げた良質の井戸水を、米を浸し、蒸すのに使用しています。」

【国産水稲もち米】
「手間と時間をかけて育まれた国産水稲もち米は、とよすのこだわりの原点。
中でも「ほうろく」「豆しお」には肥沃な土壌に培われ、豊かな風味とほど良いコシが特長の
『国産ヒヨクモチ』を使用しています。」

お米を炊くのではなく、伝統に則ってせいろ蒸しにしてから、おかきにしている。
【熟練の技】
「米のせいろ蒸しや、成形する際の力加減、季節や天候に合わせた火力の調整など随所に、
長年培われてきたとよすの職人たちの手技が生きています。」


このおかきは、冬季限定で11月1日に発売された


「冬ほうろく」には、「みのり塩」「焼ガニ味」「ゆずこしょう味」の3種類が入っている。
季節商品


いかにもとよすのおかきらしいクラシックな小袋。左から「鶸色」「緑青」「黄土」といった日本古来の代表的な色合い。


こちらは、「ゆずこしょう味」。ピリッとしていて食べごたえがある。お茶漬けやお酒のあてにもいける。


これは、「みのり塩」お米の持ち味を活かした淡白な塩味。


この焼ガニ味が、一番美味しかった。まさに焼ガニという濃い風味。

これらのほうろくの味もさることながら、ぷちぷちとした触感がいい。よく似たおかきもあるがとよすのほうろくはダントツ。このほうろくを食べているとストレスも吹っ飛びそう。