「大豆のお肉」(フィレタイプ)はどれほど肉らしいか試食してみた。
大豆のお肉が随分改良されたと、テレビの番組で言っていたので早速スーパーで買ってきた。
この「大豆のお肉』には、ミンチタイプと、フィレタイプと、ブロックタイプがあるが、今回は中を取ってフィレタイプを買った。もしも、まずかったら3つも持て余すので慎重にまず、1つだけ買うことにした。
中にお汁が入っているので気をつけて開くように図解してある。
レシピの例が書いてある。普通のお肉のように使えばいいらしい。
中を開くと密封された袋が入っている。大豆らしく黄色い色合いの袋である。
お肉は洗う必要がない。お汁から出してそのまま料理に使える。
袋から出してみた。お汁は捨てるのだが、捨てる前にこのお汁を味見・・・・まずっ!大丈夫なのかという不安。
何しろ、この奇妙なまずいお汁に浸されていたのだから心配でならない。
お汁を捨てて大豆のお肉だけにした。ここで一切れ味見・・・まずっ!これはお肉の味が全くしないし、大豆の味もしない。酸っぱい腐ったような味しかしない。これで料理を作れというのか。不安は的中。
脂肪がないしヘルシーだと力説してある。こんなものを食べなければならないほどのビョウキとは一体何なのか。
八宝菜を作ってみた。八宝菜の元の味がなかったら到底食べられなかった。
何も言わずに息子に食べさせたら、八宝菜だと思って文句も言わずに美味しそうに食べていた。
ただ、大豆のお肉だけをとくに味わったら、全くお肉の味がしない。調味料の味だけである。
食感もそれほどお肉っぽくない。まだまだ改良してもらわなくては食べる気がしない。フィレタイプだからごまかしが効いたのかもしれないが、ブロックタイプで酢豚を作ったら絶対にバレると思う。
当分この「大豆のお肉』は買わない。10年ぐらいは。