和歌山県の「有田・みかんサブレ」はほんのり蜜柑の香り。
和歌山といえばみかん。みかんといえば有田。その有田のみかんサブレ。
有田みかんとは和歌山を代表するみかんである。有田市は和歌山の西海岸側に位置し、有田川下流流域に広がる街である。高校野球で有名な箕島高校がある。
有田市
みかんサブレのサブレとは、クッキーとどう違うのか以前は漠然とした疑問であったが、今では、簡単に区別している。イギリスのビスケット、アメリカのクッキー、フランスのサブレと考えれば良いのである。大まかな質の違いとしては、厚くて硬いほうから、スコーン>ビスケット>クッキー>サブレ。しかし、厳密な区別はない。何と呼ぼうがかまわないのであるが、一応覚え方として、「堅焼きビスケ、手作りクッキー、サクサクサブレ」と暗記していれば無難なところといえる。
ここにも「サクサクとしたサブレ」と書かれている。
有田みかんをふんだんに使っているということらしい。この4.3%という比率がピンとこない。
ぎっしり入っているのが嬉しい。
みかん断面のエンボスデザイン。一つずつ小袋に入っているので、湿気ず少しずつ食べることが出来るのもいい。
うす焼きであるが、それほど簡単には欠けたりはしない程度。サブレであるから食感はサクサクしている。仄かなみかんの香と味は、食べていると温州みかんの記憶がぽわーっとよみがえってくる。このみかんサブレをベースにチョコを挟んでも美味しいかも。