店先で見つけた酒粕かりんとう。色んなかりんとうを食べてきたが酒粕のかりんとうは初めてである。発売元はかの有名な江戸の老舗の菓子屋である。
榮太樓總本鋪


「金のかりんとう」という言葉を初めて知った。金のかりんとうというのは榮太郎本舗が、かりんとうに合う食材を世界中から集め、人工夫をこらしたシリーズのことである。調べてみるとこの獺祭酒粕意外には、塩、黒糖、ピーナッツ、五種野菜等のかりんとうが発売されている。


純米大吟醸「獺祭」とは、「山口県岩国市周東町の朝日酒造株式会社が製造。正岡子規の『獺祭書屋主人』と言う俳号から『獺祭』と名付ける。酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて、誠に美味しい酒を目指しています。国内だけではなく、アメリカ、フランスを始めとした海外での評価も高く、今最も人気のある日本酒の一つです。」ということである。詳しくは、次のサイトを参考にしてほしい。読めば、この獺祭というお酒を味わってみたくなる。
獺祭の蔵元 旭酒造株式会社


獺祭を絞った時に出来る酒粕を、かりんとうの蜜に含ませて作られたかりんとうである。


添加物は一切加えられていない。しかし、酒粕の量はかなり少なめのようである。


袋の中から出してみると、白っぽい砂糖の付いたかりんとうが現れた。獺祭の酒粕を含んだこの砂糖蜜は全く手にはつかない。


食べてみると、あっさりした淡白な味わいのかりんとうである。説明書きを読んでから食べた私は、期待しすぎたかなと思ったが、ブラインドテスト(目隠しテスト)を4人ほどしてみたが誰も酒粕とはわからなかった。そもそも獺祭なるお酒の味を知らないので、判断のしようがないと言われればそれまでである。しかし、もう少し、濃い目というかせめて酒粕が入っているのだと納得するぐらいの味加減にしてほしかった。