業務スーパーで「トムギ」というものを初めてみた。2本で198円。この価格が高いのか安いのか見当もつかなかったが、検索してみると一本50円から398円まで色々。茎も葉も食べることが出来る。トムギはチシャという葉の茎が成長したもので別名ヤマクラゲとも呼ばれ、中華料理の漬物に使われる。


茎の皮を剥くのは周りの青い部分まで剥く。ピーラーで剥くより包丁でむいたほうが速い。


一本のトムギの皮を剥くとこんなにゴミが出る。この量をピーラーで向いていたのでは時間がかかりすぎるので、包丁でむいた。


皮を剥いて端を噛じってみて、堅くてとても食べれそうにないならもう少し剥くと良い。


皮を剥くとこんなに細くなる。葉っぱの部分も捨てずにとっておく。


2本とも皮を剥き終わった。


5センチぐらいに切る。


葉の部分と一緒にさっと茹でる。少し塩を入れると美味しく茹で上がる。


茹で上がった茎は更に細く切る。この時点までが下ごしらえ。茎の細切りを味見してみる。少し甘くて美味しい。このままで食べるほうがいいのではないかと言うぐらい美味しいので、濃い味付けをしないほうが良い。


トムギの茎はブロッコリーの茎を茹でたものと味がよく似ているとブログに書いている人もいたが、実際にこれも試してみたが似て非なるものであった。トムギのほうが、断然美味しい。条件をいっしょにしていないと比較は難しいのではないか。


葉の部分は細かく切って和え物にする。茎の部分も残っているので輪切りにした。


カニカマ、金胡麻とごまドレッシングで和える。ゆで卵は食べる時にいっしょに混ぜる。


春らしい「トムギ」の和え物である。


茎の方も和え物にする。味付けもやしとトムギと万願寺ししとうを和えることにする。


もやしの方に味がついているのでこのまま混ぜるとすぐに食べることが出来る。


この和え物は好評だった。彩りも綺麗。


ごま油の味とよく合うトムギである。


しかし、トムギは、淡白なふぐの干物のようなものの添え物としてそのまま食べるほうが美味しかった。結論としては、トムギは薄く塩ゆでしてそのまま頂くのが一番美味しいということである。