木の電柱があるというので、東佐野の駅までやって来た。ネットに写っていた木の電柱の周りの風景から場所を特定できたのでこんな遠くにまで来る決心がついたのである。駅舎は赤い屋根瓦の付いた白い木の建物である。いかにも木の電柱だ残っていそうな駅である。


駅から北の方を見ると・・・・。あるある、木の電柱が。、


遂に木の電柱を見つける。


まさに木の電柱である。


上部


中程


根もと。


腐らないようにコールタールをイッパイ塗ってある。


上の方には切込みがある。横木を差し込んでいた後かな。


この木の電柱をよく見ると・・・、現役としては使われていない。


ひかれている電線は、街灯へのみ繋がっている。ちょっとがっかり。いや、かなりガックリ。


振り返って東佐野の駅舎と一緒に写真をとる。


余程夜まで待って街頭の明かりが灯るのを待とうかとも思ったが、周りには時間を潰す場所もない。

一日かかって遥か大阪の北から南の端までやって来て、木の棒を撮ってまた帰る私。昨日までは、何やら張り切っていたのになあ。時間が経てば、これもいい思い出になるのだろう。