アンデス生まれで究極の健康ダイエット食「ヤーコン」を料理する。
ヤーコンはアンデス原産の根菜である。日本には昭和60年に入ってきたが、その効用がよく分かる様になって人気が出てきた果物のような野菜である。
大きなヤーコンがあったので買って帰る。
JAみしま館で100円で売っていた。
かなり以前、ヤーコンを食べたが、味噌汁に入れたので味がいまいちはっきりしなかった。
まず皮を剥く。半透明の瓜のような感じ。ヤーコンは繊維質やミネラル分が豊富で健康食品であるとともにダイエット効果も期待できるということである。
断面も薄黄色い半透明である。生で噛じると甘い味がするがかなり硬いので加熱することにした。
ラップを掛けてレンチンすると、透明感が増した。
このまま何も味付けしないで食べてみる。シャキシャキとした食感で薄甘い味がする。これはサラダにすれば美味しいそうである。
この薄甘い味はフラクトオリゴ糖であり、ヤーコンはフラクトオリゴ糖の塊のようなお芋と言える。オリゴ糖は砂糖の半分のカロリーで、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の栄養となるものである。
短冊切りにする。
きゅうりの千切りに加える。
トマトを湯剥きして乱切りにしたものを添える。
レタスをひいてブロッコリーも添える。
ドレッシングをかけて出来上がり。ヤーコンのシャキシャキ感はサラダにぴったりである。
ヤーコンは茹でなくても薄く切れば生でも食べられる。
残りは角切りにする。
島根県のお味噌をもらっていたのでそれでお味噌汁を作って中にヤーコンを入れる。煮ても大根のように煮崩れがしない。ヤーコンはかなり煮てもシャキシャキ感が残る。他の野菜に似たものはないかと考えたところ蓮根が一番近いような気がする。両方とも根菜で繊維質が多く煮てもシャキシャキ感がの残り生でも食べることが出来る点がよく似ている。ただ蓮根のようにでんぷん質は多くないので、大根と蓮根の中間位かな。