ブログを書き始めて5年経った。その間、2000個の記事を書いたのである。チリも積もればなんとやらで、この数には我ながら感心せずにはいられない。


思い起こせばいろんなことがあったなあ。


ブログを読み返していると、「思い出のアルバム」の歌詞が浮かんでくる。

いつのことだか 思(おも)いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと
いつになっても わすれない


もうしんどくてやめようと思ったことは何度もあった。さあ、寝ようと思ったらブログを書いていなくて大慌てなんてこともざらにある。
旅行に行く時に初めて予約更新していったが、気になって仕方なかったこととか、料理記事で食べてしまって画像がなくてなんともおそまつな記事になってしまったこともあった・特に難しかったのは、作品の制作過程の画像を撮りながら仕上げるのは気が散って集中できなかったことである。


その度、ブログは日記なのだから続けることに意義があるのだと挫けそうになる自分を奮い立たせてきた。


自分のためと思って書いているけれど、公開しているので今日は何人の人が見たのか気にもなる。


たまにびっくりするほどのアクセスがあったりするが、自分の予想とはあまりに違っていて「なんでや?」と悩むこともあった。
2000の記事の中でコンスタントに見られているものは、次の3つである。
1・靭(ウツボ)の捌き方
2・固まらない琥珀糖
3・胆嚢手術


ギガジンのデザインの関係で、ヘッドラインニュースにリンクされるようになるとアクセス数は1000を超えることもあった。一番多かったのは3000を超えた時で、さすがギガジンだと感心した。


ギガジンにリンクされるのはいいけれど迷惑をかけないかと気になって一時は気が重かった。


しかし、何事にも慣れるもので近頃ではあまり気にもならなくなってきた。女は適応能力が高いのである。


他人が見るかも知れない日記なんてなんだろうかと、不思議になるれけれど、私としては、年賀状や暑中見舞いをやめてから、日ごろ失礼している人達に「私は元気にしているよ。」というお知らせのようなものかな。もう一つは、まだ見ぬ子孫のためでもある。もし私のおばあさんやおじいさんがブログを残してくれていたらどんなに楽しいかなと思うからである。時には、ご先祖様も苦労したんだなあとか思って頑張ってくれたら本望である。

それから、他の人のブログを楽しく読ませてもらっているので。そのお返しということもある。ほんのちょっぴりでも社会とつながっているということはいいものである。


2000回を区切りとして、土日と祝祭日はお休みにしようと思う。これなら、それほどしんどい思いをしなくて済みそうである。ちょっとやれやれである。3000回を目指して明日からもゆっくり書き続けていこう。