デジカメで撮った画像をあれこれ加工するとイラスト風になる。


昔の家を解体すると古い土壁や板切れが出てくる。


戦後間もなくに作られた建物だから新建材が使われていない。


それでも、少しずつあちこち改装されて新建材も少しは入っている。


父も母もこの家を懐かしがって大切に手入れして使っていた。


今の若い人たちから見れば、きっと古いボロ屋に見えるのかもしれないけれど決してそんなことはない。


父は亡くなる前に屋根瓦も新しく葺き替えて、いつまでも私達が末長く大切に使ってくれることを望んだ。


この家が建てられたのは昭和の20年台である。日本のあちこちにまだ戦争の傷跡が残っている頃である。


地主の奥さんはよそから嫁いできたので、これらの建物に対する郷愁というものがないから、いともたやすく破壊しようとしたのであろう。


この情景を見ると戦後間もない大阪の面影を彷彿とさせるものがある。


簡単に写真の加工ができるようになって、容易に絵画風に変えることができる。


この自転車はGIGAZINE編集長のものである。一応車両ということで破壊された建物に固定してある。もし次に解体する時はこの自転車を移動しなければならいであろうから、故意ということになるとGIGAZINE読者に教えられたのである。本当は自動車が良いのだけれどなにしろ玄関が狭くてとてもじゃないが入れることができなかった。


うえの画像と比べると、この自転車の画像はややアニメっぽい感じに出来上がった。なるほど最近のアニメの背景は写真を加工してあるように見えていたが、きっとこのようにして再加工しているらしいとわかってきた。

この解体現場の画像は、混沌としているところが非常に絵になると言うかアートフルな雰囲気を醸し出している。

次回のGIGAZINE・OFF会に来られる方たちは、この解体現場の写真をたくさん撮って加工してみられてはどうか。面白い画像ができればぜひ飾らせてほしいものである。

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