カップコーヒー自販機の内部はこんなに複雑だった。
総合病院へ行くと1日仕事である。待ち時間をどう過ごすのかが仕事である。ところがその日は、いつも疑問に思っていた紙コップ式の自動販売機が故障して修理にやって来たのである。
修理にやって来たのは女性二人。ところがこの二人がじゃまになって中がよく見えない。写真が撮れない。
二人が何やらしている間に、スマホで中の構造を詳しく書いているサイトを探す。
次のサイトが最適であった。
1995-021460号 カップ式自動販売機の飲料調理制御装置 – astamuse
このカップ式自動販売機の正面はこれとほぼ同じである。
色んな種類の珈琲がありホットとコールドに分かれ、砂糖・ミルク・コーヒーの濃さが調節できる。この機械一台あればコーヒーショップができそうである。
ドアの内側はお金を入れる部分とカップを取り出す部分だけである。何やらベタベタ紙が貼ってある。
本当はもっと近づいて何が書かれてあるのか見たかったが、忙しそうにアチコチと動いている二人に遠慮して思いとどまった。
基本原理はこんなふうになっているらしい。
やっとこさ、二人が横の道具入れのところに行ったので中がよく見えるようになった。しかし、まだグレーのカバーが邪魔で内部の仕掛けがよく見えない。
そうこうしているうちに遂にカバーを開けたのであるがその前に立つので中がよく見えないが、隙間から見た限りでは次のようになっているようである。
基本的にはこんな感じかな。
よくわからないのが下のカップである。あれは後から修理人の人が取り付けたような気もする。
色んな種類のコーヒーが出てくる仕掛け。
ずいぶん長くかかっている。やはりこんな複雑な機械を直すのは大変なんだろう。ずっと見ていてもなにをやっているのか全く理解できない。
左手のダークグリーンのボンベはきっと空気を入れて泡立てるためにあるようだ。
1時間ぐらいかかってやっと修理は終わった。ご苦労さんでした。
やっと温かいコーヒーが飲める。