昨日、8月16日はご先祖様をあの世に送り出す日で足元を照らしてあげる送り火の日である。台風で危ぶまれた京都五山の送り火も予定通り行われた。


地震で仏壇が壊れてしまったこの機会に、位牌を食器棚に移した。このほうが毎日みんなと食事もできてご先祖様も楽しくていいと思っている。仏壇屋はきっと快く思ってはいないだろうけれど。


位牌と仏像と線香・ろうそくは置いてある。私の作った赤猫様も飾ってある。
赤猫は心身の健康を招くというありがたい招き猫なのである。


何しろ食器棚の中なのでろうそくを灯すと食器が蝋臭くなるので100均で買ってきたLEDのろうそくを灯すことにした。線香も電池式である。お墓の方は屋外なので本物のろうそくと線香を使った。まあ、当たり前か。


この100均の電池式のろうそくはゆらゆらと瞬いてなかなかリアルな感じがする。13日にスイッチを入れて点けっぱなしで16日中火は灯っていた。なかなかのスグレモノ。


この仏像は奈良で買ったものに自分で古代箔をはったもの。


こちらは小さな石仏に純金箔をはったもの。さすが純金だけあって変色がない。


2段めは赤猫とうるしダルマと猫たち。


3段目は、ネコだらけ。


奥の方で3匹の猫を飼っている。時々夜中にニャーゴニャーゴと鳴いている。
にぎやかな仏壇である。

位牌は霊魂の出入り口だということであるが、「地獄の釜の蓋」とどういう関係なのか良く分からないが、仏教を始められたお釈迦様はきっとそんなことは全くご存じないであろう。

特に宗教にこだわっているわけではないので、自分なりのやり方でご先祖様を偲んでいる。ご先祖様の善し悪しに関わらず、今の自分が生きているのはご先祖様あってのこと。そして近い将来、私もこのご先祖様たちの仲間入りをするのは確実なのだから、今から仲良くしておいてもいいだろうとせっせと世話を焼いている。