台風10号の後のGIGAZINE倉庫の様子。
台風10号は大阪をそれはしたが雨がかなり降った。日進プランニングに地上げのために破壊されたGIGAZINE倉庫が気になって1週間後に見に行った。防犯カメラの映像だけでは細部は見えないのである。
やはり壁土はかなり落ちている。
玄関脇の雑草はこんなに大きく育ってしまった。
玄関の天井は更にひどく剥がれて落ちている。
玄関脇の天井だけはほとんど無傷だったのにやはり瓦屋根を撤去されているのでこの有様。
立入禁止の黄色いビニールテープを張り巡らしておいたので板切れは飛散していない。
それでもコンクリートの基礎の立ち上げ部分は剥がれてきている。
カンナの葉は依然元気に育っている。
しかし廃材を入れてあったポリ袋は紫外線にさらされて劣化して破れてきている。
この事件もそのうちにこうなるのかと思うと腹が立つ。絶対に関係者一同許さないから。
いろいろ考えた結果、この事件のことをまとめて電子書籍にしようと思っている。
この事件は誰が見ても地主と地上げに関係した不動産屋たちは法的には有罪である。ただ、有罪にすると今後時間も手間もかかる地上げ関係の刑事事件が増える発端を警察も検事局も作りたくないのであろう。それ故に彼らは不起訴にしようと口裏を合わせているのである。もし、起訴に持ち込む勇気があれば司法史上に名を残す快挙と言わざるを得ない。
どの様な状態になろうと今までも証拠写真は山ほど残っている。
警察だってその気になって調べれば、建造物損壊罪以外でもいろんな犯罪が行われていたことを証明できるはずである。告訴状を受け取って以来未だになんの音沙汰もない。普通なら今頃、捜査も終わって大体の方針は決まっているはずである。又しても何もしないでごまかそうというのではないのか。いい加減なことをする気ならすれば良い。微に入り細に入り事細かに事実を書いてやる。今までの経過を見ていても肝心なことを何も捜査していない。まるで何も知りたくないかのようである。
今回の不動産会社の成り立ちや現在の業務活動を見ればいかに悪質な地上げをやって収益を上げてきたのかよく分かる。お金儲けのためならなりふり構わず実行する不動産業者の存在は真面目に働いている他の不動産業者の足を引っ張っているはずである。利益のあがる融資先が見つからない金融機関が地上げ行為に融資しても以前のバブル期とは違い最終的には自分の首を絞めかねない。
世界的な構造不況がやってきているそのときに消費税を上げれば国の経済状況は行き詰まってしまうことは明らかである。国民の不平不満は今までは許されて大目に見られた事柄も見逃すことはなく追求するような様相を呈するかもしれない。社会は常に流動している。