昨今の鯉ブームがよくニュースになる。欧米やアジアの海外の富豪が趣味で飼うそうである。錦鯉が人気で何百万円もするらしい。金魚でも品評会で優勝すると何百万の値段がつくようであるが、こちらの愛好家は日本人が主である。


先日ののニュースでは、ニシキゴイオークションで紅白のメスの個体が2億300万円という驚くべき落札価格。
そんなに貴重で高い鯉が死んだ後、一体、どうするのか気になって仕方ない。一度気になると納得行くまで頭から離れない。この連休の間、思い付くままに検索するが答えが見つからない。


ひょっとすると唐揚げなんかにしてパーティを開いて食べてしまうのかと思って、「鯉の唐揚げ」で検索してみるとヨーロッパでも鯉の唐揚げを食べる習慣が色々ある。しかし、何百万円もするような鯉ではないし、そんな記事も見かけない。それに死んだ鯉なら病死ということもある。唐揚げにするのは生きのいい鯉だろうから、尚更死んだ鯉を唐揚げなんかにはしないだろう。
ペットでもペット葬というのがある。高級魚の鯉もペット葬にされるのかな。
夜店で買った金魚なんかが死んでしまうと、泣きながら庭の隅にお墓を作ってやった幼い頃を思い出す。しかし、高級鯉の高級お葬式と高級お墓というのも聞かない。それともそういうのはNET上にはあげないだけなのか。


そして最終思いついたのが、剥製にする方法である。検索すると、鯉の剥製もある。ただ、剥製にされた鯉は、値段が総じて安い。生きた鯉は高くても死んで剥製になった鯉は安いのは、子孫を増やすことができないからであろう。ニシキゴイは約25歳まで成長することができ、最大50万個の卵を生産する可能性があるということ。ということは卵を生むメスのほうがヒヨコと同じく価値があるということなのか。・・・・それから、頭の中は妄想の竜巻が吹き荒れる。

腐るほどお金のある大富豪の習性は私には分からない。住む世界も人生観も違うから、ブログに「高級鯉の行く末はわからなかった。」という結論を書いてこれですっぱり忘れることにする。・・・完。