「テンピュール・ベッド・ウエッジ」というベッド枕を使ってみた。
咳だけがいつまでも続く風邪にかかって、せめて寝るときだけでも楽にならないかと、息子に推められて買ったのがこの
「テンピュール・ベッド・ウエッジ」という枕。
次のサイトの説明を読むとすごいと感激して即買おうと思った。
[TEMPUR]ベッドウェッジ | JALショッピング
[ テンピュール®はNASA(米国航空宇宙局)が、ロケット打ち上げ時に宇宙飛行士にかかる強烈な重力を緩和しサポートするために開発された、体圧吸収素材。当初は、医療向けの特殊な場合のみに利用されるという状況でしたが、1991年にデンマークの工場で、枕、マットレス、クッションなど様々な製品に形を変えて、世界中の人々に愛されるブランドへと発展しました。今や、世界約98ヶ国以上で販売されるテンピュール®。デンマーク工場で厳しい品質管理のもと生産された寝具は、”快眠”を重要視する多くのホテル・旅館、あるいは医療分野のドクターをはじめとする専門家からの高い信頼を寄せられています。]
しかし、その値段を見て一瞬気持ちが萎えてしまった。何しろ、23000円なのだ。一番安くなっても17000円ぐらい。それでも咳に悩まされるのはあまりに苦しいので思い切って買った。
世界中で売られているらしくて各国語で説明が書かれている。
何しろ重くて大きい。
●サイズ(約):幅45x奥行30x高さ45cm ●重量(約):2.9kg ●素材:カバー/綿75%、ポリエステル25%、中材/テンピュール®●デンマーク製
この枕は、ベッドで読書したり壁に持たれたりするときの枕である。角度が、60度、30度になっていて好きな傾きで使えるようになっている。
カバーもしっかりしたものである。色はこの他にも紺色があるようだ。
硬いような柔らかいような微妙な感触の枕である。
ベッドに置いて寝てみたところ滑り落ちていく。背中に当たる部分の段差が気になって寝にくい。
それで咳が止まるわけでもなかった。1晩使ってみたが一睡もできず、押入れ行きになった。
結論から言うとこれは寝るための枕ではない。同じならもう一つの健康枕を買うべきだったと後悔したが、これ以上買う気にはなれず結局いろんな枕を積み重ねて自分の体型に合わせて勾配をつけるのがベストであった。